会社員 遠藤将一さん
2018年8月、まだ恋人だった和(のどか)に大腸がんが見つかり、僕は治すために調べ始めました。インターネットや本はもちろん、知り合いに「どこか良い病院はないか」「若い人のがんに詳しい人はいないか」と聞いて回りました。
まずは、青森県立中央病院で抗がん剤治療を始めることにしました。しかしそのとき、和が予想もできなかったことを言い始めたのです。
「ママになるのが夢だから、万が一のことを考えて卵子凍結をしたい」
抗がん剤治療を始めると、不…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル